社会保険労務士試験の合格率は?

≪合格率の変遷≫
「ところで、この試験は難しいんですか・・・?」
うーん、何をもって「難しい」というかは悩みどころですが、とりあえず参考資料として、ここ数年の合格率をみてみましょうか。

○社会保険労務士試験合格率

試験年度 合格率
平成24年度 7.02%
平成23年度 7.22%
平成22年度 8.64%
平成21年度 7.59%
平成20年度 7.51%

「毎年、大体7%くらいなんですね。」
そうです。7%台で固定されている感じでしょう?

≪なぜ一定?社会保険労務士合格率≫
「どうして、こんなに合格率が一律なんです?」
社会保険労務士試験というのは、相対評価方式で、合格か不合格かを決める試験だからです。

「相対評価方式って何?」
相対評価方式というのは、あらかじめ合格者の“定員”が決まっていて、試験成績上位の人から合格者を決めていく方式。

「相対評価方式」に対して「絶対評価方式」というものがありますが、こちらは、その受験者の点数が一定水準に達しているかどうかで、合格かどうかを決める方式です。

「・・・ということは、相対評価方式の場合は、他の受験生と自分との競争になるわけですか。」
そうです。自分の成績が、全受験生中のどの位置にあるかで、合格か不合格かが決まる試験なんですよ。

「じゃあ、“上の方7%”に入っていれば、合格になるんですね。」
そういうことです。

≪社会保険労務士試験の合格基準≫
「では、合格ラインは、毎年変動するわけですね?」
そうなりますね。その年の問題が難しかったか易しかったかで、合格基準点(合格ライン)は違ってきますよ。

「ちなみに、どのくらいですか?」
平成24年度の試験の場合は、下記1と2を両方満たした人が、合格とされていました。

1 選択式問題は、40点満点中26点以上(かつ、各科目3点以上、ただし厚生年金保険法は2点以上)
2 択一式問題は、70点満点中、46点以上(かつ各科目4点以上)

「あのう、“各科目3点以上”とか“各科目4点以上”って、どういうことですか?」
一科目でも、3点あるいは4点を下回る科目があったら、その時点で不合格になってしまうんですよ。

たとえば、労働基準法が満点でも、労災保険法が2点しかとれなかったら、その人は合格できないんです。

「ふええ・・・キビシイね・・・。」
ここが、社会保険労務士試験の一番キビシイところだと思いますよ。

ちなみに配点は、選択式試験が一科目5点満点、択一式試験が一科目10点満点です。
だから、選択式で60%、択一式で40%正解していることが最低条件ですね。

もっとも、これだけでは合格できなくて、全体の点数が概ね65%以上取れている必要があります。

「・・・何だか、逃げたくなってきました。」
逃げないでくださいよ(笑)

「65%の正答率って、ピンときませんが、どのくらいですか?」
うーん、行政書士試験の合格ラインが60%の正答率、宅建の合格ラインが大体65%の正答率になっていますから、まあ、この手の国家試験の中では普通じゃないかな、と思います。

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