社会保険労務士登録をするには(1)

≪社会保険労務士登録に必要なもの≫
「社会保険労務士になるには、登録しなければならないんでしょう?」
そうです。社会保険労務士試験に合格しただけでは、ただの“有資格者”に過ぎません。
全国社会保険労務士会連合会の社会保険労務士名簿に登録を受けて、“社会保険労務士”となることができるんですよ。

「登録に必要なものって、何かありますか?」
一定の実務経験と登録費用ですね。

「・・・何だかシビアですね。ボクは、経験もお金もないんですが・・・。」
まず、実務経験の方から、説明しましょう。

社会保険労務士登録に必要な実務経験の期間は、「通算2年以上」です。
これは、社会保険労務士試験の合格前の経験でも、合格後の経験でも、どちらでも構いません。

それから「通算」ですから、「A社で1年」「B社で1年」でもいいんですよ。

「・・・ということは、ボクの場合、全くの未経験だから、試験に合格しても最低2年間は、社会保険労務士になれないということなんですね。」
いいえ、そうとは限りませんよ。

全国社会保険労務士会連合会が主催している事務指定講習を受講すれば、すぐにでも社会保険労務士登録ができることになっています。

≪事務指定講習とは?≫
「事務指定講習って?」
「労働社会保険諸法令関係事務指定講習」という長い名称の講習なのですが、この講習を修了した人は、2年間の実務経験を終えた扱いになります。

「じゃあ、その講習を受ければいいんだね。」
そうですよ。でもこの講習、結構長いんです。
4ヶ月間の通信教育と、4日間の面接指導を修了する必要がありますから、何だかんだで半年かかりますね。

「講習の費用はどのくらい?」
全部で70,000円です。

「ええ!そんなにかかるの?」
それに、面接指導は、東京、愛知、大阪、福岡でしか行われませんから、遠方の人の場合は、講習費用に加えて宿泊費もかかりますね。

「事務指定講習を受けるのと、転職して、給料をもらいながら2年間働くのと、どっちがいいかなあ・・・?」
それは、考え方によりますよ。

事務指定講習は、社会保険労務士に必要な事務について、短期間に、体系的に学習できるという長所があります。

一方、会社や社会保険労務士事務所での実務は、現実に即した業務全般が経験できるという長所がありますね。

どちらのルートを選ぶかは、あなた次第ですよ。

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